引用元:<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130806-00000039-mai-base>
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<夏の高校野球>ピッチングマシン、進化目覚ましく
高校球児のスキルアップを支えるピッチングマシンは、技術革新が目覚ましい。好投手のボールを再現するため、人工知能を搭載したり、空気圧でボールを放ったりするものも登場。野球離れが進む中でも需要は堅調で、中小メーカーの新規参入も相次いでいる。【飯田憲】
春8回夏17回の甲子園出場を誇る慶応高校野球部(神奈川)は今年、人工知能を初めて搭載した「Pitch18」をモニター導入した。金沢大と工作機械メーカー「西野製作所」(金沢市)が共同開発した。従来は球速や球種の設定で細かい調整が必要だったが、事前に100通り以上の球筋を記憶でき、パネル操作で投げられる。
今夏は神奈川大会の準々決勝で敗れたが、上田誠監督(55)は「効果は実感した」という。ただし、購入すれば価格は600万円で、通常のマシンの8~10倍。故障の修理に時間がかかるのも難点という。
大手メーカー「ミズノ」(大阪市)によると、バッティングセンターはバネによるアーム式が多いが、高校球界は車輪の回転でボールを放つホイール式が主流。ここ数年、打者の手元で変化するカットボールやツーシームを操る投手が増え、ホイールを三つに増やして球の回転数や回転軸を細かく調整できるタイプが売れ筋という。
新技術を売りに新規参入するメーカーは少なくない。福岡県の製造加工業「共和技研」は2008年、空気圧でボールを飛ばすマシンを開発した。球速は170キロまで調節できてボールも傷まないといい、高校・大学などに約60台を売った。
高校球界ではミズノやSSKなど大手メーカーのマシンが大半を占めるが、田中完二社長(70)は「性能は大手に負けない自信がある」と意気込む。
スポーツジャーナリストの二宮清純さんは「高校生も変化球が多彩になり、実戦に近い球を求めるニーズがマシンの技術革新につながっている。目が慣れる利点はあるが、リズムや間の取り方は実戦でなければ習得できず、あくまでもマシンは練習の補助と考えるべきだ」と話している。
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100通り以上の球筋を覚えられるバッティングマシン・・・
スゴイの一言です。
このスーパーバッティングマシンで鍛えられた高校生が次回の甲子園でどう大活躍するのかが楽しみです!
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