エコノミークラスのシートで満足する日も近い!?

引用元:<http://wired.jp/2013/11/19/adjustable-airline-seats/

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座席幅を調整できる旅客機シート「Morph」

 

ロンドンのデザインスタジオSeymourpowell社が、フライトごとに、乗客のニーズに基づいて個々の座席幅を調節できるシステム「Morph」を開発した。

 

座席の幅は調節可能なので、追加料金を払った乗客がファーストクラスと同様の座席幅を利用できたり、家族が互いの座席を調節して親が子供たちよりも広いスペースを取ったりすることができる。

 

乗客側は、希望のスペース(またはニーズ)に対して料金を支払うことで、エコノミークラスに新たな選択肢が提供される一方、航空会社側は、飛行機のチケット価格をカスタマイズするさらなる方法を得ることができるわけだ。

 

このシートはデフォルトでは、18インチ幅(約46cm)の座席が3つ連なった標準的な形状となっている(ほとんどの旅客機のメインキャビンには17インチから18.5インチ幅のシートが設置されている)。だが、個別のフォームクッションと固定されたアームレストでできた現在のシートとは異なり、Morphシステムでは、3座席幅全体を覆うファブリックを採用しており(背もたれ部分に1枚、座席部分に1枚)、乗客は事実上、Herman Miller社の「アーロンチェア」のような、ハンモックタイプのシートに座ることになる。

 

座席の幅を調節するには、サポートフレームのアームレストとヘッドレストを、ファブリックの下で移動させる。3つの座席からなるシート全体は固定されており、背もたれ部分はリクライニング済みのポジションになっている。離陸および着陸時に必要とされる「垂直姿勢」になるためには、ヘッドレストを前方へ引き伸ばすことで対応する。

 

座席部分のフレームも、個別に前方および上方へと調節可能なので、ひとつの姿勢だけで座り続けなければならないということはない(選択肢は限られてはいるものの)。

 

家族連れにとっては調節可能な席は使いやすいし、2人組の乗客が3席を購入して、ファーストクラス的に使うこともできる。Morphの真ん中の座席は10インチ(25.4cm)にまで幅を狭めることができ、現在のファーストクラスのシートの多くで見られるディヴァイダー(間仕切り板)的に使って、ファーストクラス的なスペースへと変換することが可能だ。

 

問題になるかもしれないのは、大きめな体格の乗客が、追加料金を支払って、必要とする余分なスペースを得るという点だ。これまでも、体格の大きな乗客が通常の座席にうまく合わない場合に、特別席のために別料金を払わせるという複数の事例が報道されている。Morphがあれば、大きな体格の乗客のニーズに合わせやすいだろうが、その隣の小さくなってしまった席に座らせる乗客を探すのは難しいかもしれない。

 

Morphはまだコンセプト段階だが、航空会社はこれまでにも、「世界最狭の座席」や「立ち乗り飛行機」(日本語版記事)などを導入してきている。

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今までありそうでなかったアイディア=座席幅を調整できる旅客機シート。

 

2~3時間だったらあの窮屈なシートに何とか我慢できるが、どうしても長旅になると移動だけでぐったりしていまいます・・・。

 

そりゃあ、お金があればビジネスとかにファーストにアップグレードしたい気持ちはやまやまですが、なかなかそううまくはいきません(笑)

 

早く日本の旅客機にも導入してほしいです。

 

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