引用元:<http://wired.jp/2014/01/15/openbci/>
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3Dプリントできるオープンソースの脳波スキャナー「OpenBCI」
コナー・ルスマノとジョエル・マーフィーには夢がある。頭に装着する脳波スキャナーを、自宅でプリントできるオーブンソース・プロジェクトとして実現したいという夢だ。
彼らは1月中旬に試作品を初めて3Dプリントし、WIREDはその最初の写真を撮影した。
米国防総省の研究部門であるDARPAからわずかな資金を得て開発が始まった「OpenBCI」は、センサーとミニコンピューターから構成されている。
ミニコンピューターは、3Dプリンターでプリントできる、頭に装着する黒いプラスティックのヘッドセット「Spider Claw 3000」上のセンサーにつなぐ。これらが組み合わされると、PCに接続できる脳波検査(EEG)用の低コスト脳波スキャナーになる。
数年前から、Emotiv社などによって安価なEEG装置が開発されてきたことにより、こうしたEEG装置を研究室の外に持ち出し、脳波を使ったゲームやコンピューターのインターフェース、個人トラッキングツール、心の拡張(mind enhancement)などを試みる「DIY脳ハッカー」の新しい時代が来ようとしている。
ルスマノ氏とマーフィー氏は、そうしたコミュニティーが本当に出発するためには、オープンソースのプラットフォームが必要だと考えたため、OpenBCIを作った。
ヘッドセットを機能させるソフトウェアは、人気のあるコード共有サイト「GitHub」からダウンロードできる。自分のためのシステムを作るには、OpenBCIからハードウェアを購入したうえで、ヘッドセットをダウンロードして微調整し、プリントアウトする。
これにより、脳ハッカーたちはEEGの探針を好きなところに置く自由を手にする、とルスマノ氏は話す。「頭皮上の数カ所だけで満足したくはない。同時最大16本の電極で、頭皮上の64カ所を対象にすることができる」
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頭の中で思い描いていたものがそのまま3Dプリント出来てしまう時代へ突入です。
これからどのように活用されていくのかがとっても楽しみな技術です。
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