意外とアツイ!町工場の工場見学。

引用元:<http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/140217/20140217035.html

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モノづくり 熱意間近に 工場見学ARツアー同行記

 

中小企業が集積する東大阪市を舞台にAR機能(拡張現実)を活用した一風変わった工場見学ツアーが行われている。モノづくりへの熱い思いがにじむ町工場と、新たな情報発信ツールとして各方面で導入されているAR。両極がコラボレーションしたツアーに同行した。

 

 

森永社長の説明を聞きながら、間近で金網が編み込まれていく工程を見学=東大阪市の共和鋼業

 ツアー名は「東大阪ものづくり工場見学ARツアー」。ウェブ制作などを行うきびもく(大阪市北区、中川悠代表)が大阪府緊急雇用創出基金事業を受託して企画。求職中の若者を中心に10人が昨年6月からスタッフとして加わり、見学計画や工場の事業説明の映像制作に携わってきた。

 

■一 望

 ツアーは一般、学生、親子の3ルートを設定。今回は一般コースに参加した。

 

 スタートは東大阪市市役所22階の展望ロビー。エレベーターを降りると、i-Padが1人1台手渡された。早速、指示通りARカメラを起動。展望台から外に向けて画面をかざすと、中小企業の位置を示す無数の印が表示された。全方向に回しても大差なく表示され、まさに「モノづくりの町」を目で見ることができた。

 

■予 習

 続いて用意されたバスに乗り込む。今回の見学先は、金網製造の共和鋼業とロッカー製造の仁張製作所。工場に向かうまでの時間で再びi-Padを開き、見学先工場の事業説明や社長インタビューを収めた映像を見て“予習”する。

 

 最初の訪問先である共和鋼業では森永新治社長の説明を受けながら、機械の間を縫うように移動。ここまで間近に工程を見学できる機会はまずない。2カ所目の仁張製作所でも同じように作業を近くで見ることができ、モノづくりの現場を体感できた。

 

 ツアーには企業関係者も参加。大阪市内でデザイン事務所を運営する男性(52)は「工場と接点を持ちたかった」と話し、金網製造について「インテリアとか考えてもみなかった用途に使える可能性を感じた」。

 

■本 気

 ツアーのきっかけとなった府緊急雇用創出事業は今月いっぱい。スタッフの男性(31)は、「本気でものづくりに取り組む人たちの横顔を見ることができ、仕事に向かう姿勢を学ぶことができた」と振り返る。今後について「映像制作とツアー企画のスキルを生かしていきたい」と前向きに話していた。

 

 小学生以上の子どもと同伴で参加できる親子ツアーは22日に行われ、段ボール製造の美販を見学。段ボールを使ったワークショップも予定している。問い合わせは電話06(6375)1571、きびもくへ。

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これは面白い試み。

社会人向けの工場見学がひそかにブームになっているのは知っていたんですが、

それは主に巨大工場の話で・・・。

 

今回は東大阪の中小企業がやっている工場見学ツアー。

しかもAR機能(拡張現実)をつかって。なかなか手が込んでいますね。

 

学校で理数系人財を育てていくのはもちろん大切ですが、案外、こういう中小企業の工場に連れて行って職人さんたちと一緒にモノをつくっていったほうがもしかしたらずっとてっどり早いのかもしれません。

 

 

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