引用元:<http://www.gizmodo.jp/2014/03/100_49.html>
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電力自給率100%超! 消費するよりも多くの電力を発電する街
究極のエコフレンドリー。
想像してみてください。もともと見捨てられ荒れ果てていた土地が、たくさんの緑に囲まれた美しく未来的な街に生まれ変わるのを。
環境にやさしいこの街では、1年間に発電される電力が消費される電力を上回ります。水はリサイクルされ、自動車は電気で走ります。
非現実的? いえいえ、今回ヴィンセント・カレボーさんが実際にデザインしたんです。
このプロジェクトの名称は Flavors Orchard(趣の果樹園)。今後もし資金を調達することができれば、中国雲南省の昆明付近に建設される予定です。
荒廃した産業地域を活用する予定で、敷地は9万5千平方フィート(約2万9千平方メートル)に及ぶのだそう。自然環境とうまく融合して現代的で便利な暮らしと自然との一体化を実現します。
ヴィンセントさんはこのプロジェクトの革新性を、中国の他のエリア、ひいては世界全体にも広げたいと考えているそう。
その革新性とは何かというと、電力自給率が100%を超える街づくりと街中での有機栽培。通常、都市と言えば、食べ物も電力も消費する一方なので、それらの自給率を上げるというのは面白い試みですよね。
建物の窓は三重ガラスになっていて、電球やエアコンの使用を抑える仕組み。屋根に取り付けられた太陽光発電パネルと太陽熱発電パネルで発電された電力は、建物で使用する電力だけでなく、電気自動車の充電もまかないます。
歩道をゆったり歩けるよう、自動車は地下に。水はすべて貯水池にリサイクルされ、農業の灌漑やトイレの水洗に使用されます。
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まさに究極のエコな街ですね。
プロジェクトの実施予定地が中国・雲南省というのがなかなかのポイントかと思います。
意外や意外に、環境汚染がひどい中国が、日本に代わって将来的に環境技術先進国となるかもしれません。
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