引用元:<http://nge.jp/2014/11/04/post-87452>
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話しかけて操作する話題の「Ubi」が注文できるぞ
「Ubi」は2012年にクラウドファンディングのKickstarterで36,000ドルの目標額に対して229,594ドルもの資金を集めた人気プロジェクトの製品だったが、これがいよいよ注文の受付を開始した。
「Ubi」はコンセントに差し込みWi-Fi接続しておけばいつでも声を掛けるだけで起動する未来型の小型コンピューターだ。実際に発売される製品は、Kickstarterで目指していたときよりも、より洗練されたデザインとなっている。
「OK Ubi」と声を掛ければ起動する
「Ubi」はトロントを拠点とする「Unified Computer Intelligence Corp」によって開発された。それは常時待機して、ユーザーから声が掛かれば起動するというSFチックなコンピューターだ。
「Ubi」は10センチ四方の四角形に3センチほどの厚みを持たせた小型コンピューターだ。電源ケーブルををコンセントに差し込みWiFiに接続されれば待機状態になる。
あとはユーザーから声が掛かるのをまっているのだ。ただし、何でも話していることに反応するわけでは無い。それではややこしい事態が生じてしまうからだ。
だから「Ubi」は名前を呼ばれるまで待っている。
「OK、Ubi」
そう話しかけると、初めて「Ubi」は自分の出番が訪れたことに気付くのだ。
後は声だけで命令すればよい。天気予報を訪ねれば教えてくれるし、計算もしてくれる。音楽を聴きたいと言えば、音楽も流してくれる。
メールだって送信してくれる。もちろんメッセージ内容も声で話しかけるだけで良い。「10分経ったら教えてくれ」といった頼み事も聞いてくれる。
「Ubi」はAndroidを搭載しているため、音声認識能力を持っているのだ。そして必要であればインターネットから情報を取り出してくれる。
さらに「Ubi」は家電製品を遠隔操作する仕組みを提供している「Smartthings」との連携も始めたため、家電製品を音声でコントロールできるようにも進化している。
例えばキッチンで料理をしながら「コーヒーを淹れてくれ」とか、そのコーヒーをカップに注ぎながら「テレビを付けてくれ」と話しかければ家電をコントロールできる。
新しいコンピューターのあり方を示している
「Ubi」はパソコンやモバイル端末とは違った形で我々の生活に入り込んでこようとしている。より生活に密着し、馴染んだ存在になるのではないだろうか。
キーボードを叩いたり、画面をタップしなくても、自然に話しかけて命令するコンピューターは未来的だ。
アップルコンピュータの創業者の一人であるスティーブ・ウォズニアックは次の様にコメントしている。
「Ubi represents freedom from wires and devices.」
「Ubi」のさらなる進化に期待したい。
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仕事の関係上、どうしても産業目線で見てしまうんですが・・・
従来の産業ロボットはどちらかというと画像認識に力をいれてきたんですが、今後はここにプラスアルファして音声認識によってさらなる大革命がおきそうで勝手にワクワクしています。
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