自然にやさしいバイオ・ドローンとは!?

引用元:<http://ideahack.me/article/1347

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墜落しても自然に還る、カビで作られた「バイオ・ドローン」が初飛行


初めてのバイオ・ドローンがついに現実のものとなりそうです。

先日、パーツのほとんどがカビから作られたバイオ・ドローンが、初飛行を成し遂げました。


荷物の配達、エンターテイメント、軍事利用など、今ドローンは遠隔操作が必要となる様々なシーンで利用が検討され始めていますが、墜落のリスクを考えると、慎重さが求められる現場では使いにくく、墜落によってドローンの存在がばれてしまうこともあるでしょう。


バイオ・ドローンは、墜落すると泥のような目立たない塊に変化してしまうことで、そのようなリスクから避けられるかもしれません。


このドローンを作成した研究チームのリーダー、カリフォルニアにあるNASAのエイムズ研究センターのLynn Rothschild氏は、


”あなたが砂糖水をこぼしたからって、誰もそこに飛行機が飛んでいたなんて思いません。”

と言います。


このバイオ・ドローンの原型の大部分は、菌糸と呼ばれるカビの成分(菌類の体を構成する、糸状の構造)で出来ています。


ニューヨークのGreen IslandにあるEcovative Design社が作った、軽量で環境に優しいパッケージ用品やサーフボードの芯などに用いられる素材を利用したとのこと。


カビでできた機体は、実験室で培養された細菌が産生したセルロースの保護シートで覆われており、さらにそのシートは、アシナガバチの唾液を模倣して作られたタンパク質(巣を水から守る役割を担う)で覆われています。


できるだけ生分解される機体を作るために、電子回路は銀ナノ粒子インクで印刷しているそうです。


しかし”絶対に生物由来の成分では作れないパーツがある。”

と研究チームの一人であるスタンフォード大学のRaman Nelakantiは言います。


たとえば、ボストンで行われたInternational Genetically Engineered Machine competitionでのバイオ・ドローンの最初の短時間の飛行では、バイオ・ドローンには従来のものに使われているプロペラと操作装置、バッテリーが搭載されていました。


研究チームは次のステップとして、安全に生分解されるドローンのセンサーを作ろうと考えており、既に大腸菌を用いてセンサーを作る研究が始まっています。


ミシガン大学の航空宇宙エンジニアであるElla Atkinsはバイオ・ドローンに大きな期待を寄せていますが、分解されるのが早すぎて起こるトラブルについて懸念しており、


”雨が降れば落ちてくるドローンではいけないし、そのうち生分解されるとしても海や陸にドローンのゴミを放っておくのも良くありません。”

と述べています。


まだまだ課題の残るバイオ・ドローンですが、フェイルセーフなドローンを開発するという流れがあることからも、日常生活や各種産業においてそれだけドローンが期待されているからこそなのでしょう。

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実用化できたら、ドローンの活用は進みそうですかね!?

このドローンが平和的な利用の場合、バイオ素材は自然に還るエコな製品ですが、軍事利用だと証拠隠滅などにうまく使われそうな気がします・・・。



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