引用元:<http://www.gizmodo.jp/2014/12/post_16105.html>
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「遺伝子の検索」は可能か。グーグルの新たなる挑戦
インターネット上の膨大なデータの整理に挑戦してきたグーグルが、今度は「自閉症の遺伝子解析」に挑みます。
クラウド上への遺伝子データベース構築を目指すプロジェクト、「Google Genomics」にて、グーグルは1万人規模の自閉症患者、及びその家族のデータを集めようとしています。目的は、研究者が自閉症の原因となる遺伝子情報を探すことができるよう、そのデータをインデクシングすることです。そう、まさにグーグルが今までインターネット上でしてきたように。
元Google+担当で、現在Google GenomicsディレクターのDavid GlazerさんはWIREDのインタビューで、「1ヒトゲノムのデータは100GBにもなりますので、ローカルのPCではすぐに容量がいっぱいになります。これらをクラウドで管理することは、研究者にとってもメリットがあるのです」と語っています。
長年に渡り遺伝子情報を収集している非営利団体、Autism Speaksとも提携しているこのプロジェクト。技術の進歩により必要なコストはだいぶ下がりましたが、それでもなお膨大なデータ量を必要とするのが遺伝子解析の世界。グーグルは、自らの強みを惜しみなく差し出したのです。
今回のプロジェクトは、グーグルが健康分野で行なっているものの一つに過ぎず、ラリー・ペイジは今夏、健康に関するデータの有効活用について語っており、医者と患者をオンラインでつなげるテストを行っていることも表明しています。
今回のプロジェクトは、自閉症にスポットを当てたものですが、遺伝子のデータベース化を実現することで、別の研究への応用も期待されています。ITの力が、人体の神秘の解明に役立つ時が来るのでしょうか。楽しみですね。
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壮大なプロジェクトですね。
国ができないようなことをGoogleがそう遠くない未来に実現しそうです。
最近、欧州各国がやたらGoogleに対して敏感になっているのはなんとなくわかるような気がします。
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