引用元:<http://gigazine.net/news/20150107-apple-foldable-flexible-iphone/>
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「曲がるiPhone」を実現する技術の特許をAppleが取得
現地時間の2015年1月6日にAppleが「Flexible electronic devices(自由に曲げられる電子機器)」の特許を取得しました。ディスプレイやケースだけでなく、内部パーツまで曲げられるという、かなり画期的な内容になっています。
米国特許商標庁のデータベースによると、Appleが取得した特許には「ディスプレイやハウジングおよび内部パーツが柔軟であり変形可能」という内容が含まれており、デバイスの外側だけでなく、バッテリーや基板まで曲がるという内容になっていました。Appleはこれまでにも曲がるディスプレイやハウジングなどの特許を取得していましたが、とうとう内部パーツを含む全てを統合した「曲がるデバイス」の特許を取ったというわけです。
もし曲がるiPhoneがリリースされるとなると、柔軟なOLEDディスプレイが使われたり、ケースがアルミニウムではなくプラスチックやファイバー素材が使われたりと現在と仕様が全く異なったものになるはず。一般的に考えるとプラスチックやシリコンでケースが作られた場合は内部のパーツをネジやはんだ付けで強く固定することが難しくなりますが、ネジやはんだ付けなど従来の技術を使いつつも柔軟さを保つシャシーがあれば、曲がるiPhoneを実現できるとも考えられます。
また「曲がるiPhone」であれば、今までになかった新しいユーザー・インターフェースを開発することも可能。例えばiPhoneに力センサーを搭載し、本体をギュッと握ることで電源をオンにしたりアプリを起動する、ということもできるようになります。
この特許が申請されたのは2011年のことで、特許を取得したからといってこんなiPhoneが発売されるとは限りませんが、数年後に「くにゃっと曲げてポケットに入れられるのはiPhoneだけ」みたいなことになっていても、まったく不思議はありません。
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以前、韓国のLG電子がぐにゃぐにゃ曲がるフレキシブル・ディスプレイをブログを紹介しましたが、今度はAppleについてです。
ポイントとしては内部パーツまでもが柔軟で変形可能という点だと思います。
日本の部品メーカーがまた大いに活躍できそうな予感です。
「曲がるiPhone」早く商品化してほしいですね!
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