引用元:<http://gigazine.net/news/20150601-project-jacquard/>
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布地にセンサーを織り込むGoogle新プロジェクト「Project Jacquard」がよくわかるムービー
布地や生地の中にセンサーを織り込むことで、衣類を上からなぞるだけでスマートフォンを操作することができるようになるというGoogleの新プロジェクト「Project Jacquard」について、どんなものなのかわかりやすいムービーが2本公開されています。
Googleが「織物の構造とタッチスクリーンの構造が似ている」と気付いたことで始まったプロジェクト「Jacquard」。
「入力デバイスを素材の中に織り込むというのは、コンピューターを素材や衣類の中に統合することの第一歩になるはずです」と、プロジェクト創始者のIvan Poupyrevさん。
もしも織り糸を伝導性のものにすれば、単純なタッチ操作やジェスチャ操作ができる布地が作れるはずだ、という考えでプロジェクトは進められました。
織り糸は高い伝導性を持ち、また、世界中で使われている自動織機で使えるものである必要がありました。
開発は世界中の織物デザイナーと協力して行われました。
その中で、異なる織り方を組み合わせることで、可能性が広がっていきました。
一方で織り込まれるコンポーネントはボタンほどの大きさまで小型化されました。
「ユーザーは衣服に何かが織り込まれていることすら気付かないでしょう」と、開発を担当したNan-Wei Gongさん。
指ですーっと布地を触ると、スマートフォンが反応。
技術者のJoão Wilbertさんは、この相互作用をできるだけ自然に、かつシームレスに行えるようにと語りました。
通常、ソフトウェア開発とファッションデザインは同じところではしませんが、うまく協働するために、ソフトウェア・ハードウェアの両面で知識や構成品の提供が行われたとのこと。
リーバイ・ストラウスのシニアディレクターであるバート・サイツ氏。伝統的な製品を作り続けていることに誇りを持ちつつも、世界が変わってきているということを認め、今回の「Jacquard」は「リーバイス」ブランドが未来への扉を開くための好機であると語りました。
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未来への投資へ積極的なグーグル。
未来のUI(=ユーザーインターフェイス)の可能性が広がりそうな予感。
でも凡人の私的には、別に服に埋め込まれたセンサーでスマホを操作するのは面倒なような気がしてならないのですが・・・。きっとほかにもっと有用な活用方法があるはずです。
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