重力で発電する途上国にやさしいライトとは!?[動画]

引用元:<http://sakidori.co/article/20707

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必要なのは重りだけ!重力で発電する安価なライトが途上国に光を照らす


燃料の負の連鎖。


おもに開発途上国において5人に1人以上の人は家に電気がない状態であると言われています。

それらの人は有害で危険とされているケロシンを燃料としたランプに頼らざるを得ません。今回ご紹介するのは、経済的な面や健康に悪影響を及ぼしているケロシンランプの代わりに普及させたいとしているクリーンで安価なライト GravityLight 2 です。


高いところにつるした GravityLight 2の下部にあるフックに砂などを入れた12キロの重りとなるバッグを引っ掛けます。そしてチェーンを巻き上げると重量でゆっくりとバッグが降下開始。


ゆっくりと12キロの重りが降下する際に発電し、GravityLight 2 本体のLEDライトが点灯。約183センチの降下で20分以上ライトを点灯でき、重りが下まできたらチェーンで巻き上げ繰り返します。


改良版です

GravityLight "2" はGL02と呼ばれ、先代のGL01は世界中でテストされ、そのうちの90パーセントはケロシンランプに置き換えたいという結果に。その時のフィードバックを基礎に改良されたのが現バージョンGL02。


より頑丈でシンプルに、内蔵ライトをもっと明るくすることに成功。以前は重りを巻き上げる際はライトが消えていましたが、その問題も解消。


暗闇からの解放

GravityLight 2 には2つのSatLightという補助ライトが付属していて本体に接続することにより部屋をより明るく照らすことが可能。


電気がなくケロシンランプ以外暗闇に包まれていた部屋が一気に明るくなるのは本当にうれしいでしょうね。開発途上国での使用だけでなく、災害の多い日本において緊急時のライトや電源に活躍しそう!

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おそらく元々途上国向けに開発した製品ですが、ここまでシンプルな設計ですと壊れにくいので、もしかしたら先進国の方が需要があるかもしれません。


スマホもいいですが、こうした製品も世界に広まってほしいですね。

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