引用元:<http://nge.jp/2015/11/22/post-123996>
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静寂が好まれる病院や空港でも!離れたところにある映像の音声が手元のスマホから聞こえるシステム発売
“見えているのに聞こえない”。このもどかしさを感じなくなる時代が来るかもしれない。
Wi-Fiによるライブ音声配信システム『Hearing Hotspot』というものが、販売開始になるというのだ。」
公共の場で音声が聞ける
プレスリリースでは『スポーツバーのテレビで流れる試合中継』、『フィットネスジムのモニタに流れる映像』、『空港のテレビで見るニュース映像』という例が挙げられている。
なにかといえば、画面は見えているのに、音がよく聞こえないという状況である。
映像が大きくても見づらいという程度で済むが、音が大きすぎると苦痛だ。度を超せば耳に悪影響がある。
また、画面は見なければいいだけだが、音は聞きたくなくても聞こえてしまう。だから広い場所、あるいは静寂が求められる病院などの公共のスペースでは、音声を絞らざるをえなくなり、“画面は見えているのに音は聞こえない”という状況がよく起こるのだろう。
この『Hearing Hotspot』は、そういった状況を解消できるシステムだ。
公共の場でも、Wi-Fiを使って各個人のスマートフォン・タブレットへ音だけをライブ配信するというものだ。アプリは無料で用意されるという。
さらに施設のオーナーは、アプリを介してデバイスの画面に広告やクーポンを表示することもできる。
映像と音を使った新しい広告効果として、また施設内のミニ放送局としても利用できるという。
この『Hearing Hotspot』を提供するのはアメリカのWilliams Sound社。日本では、同社と代理店契約を締結したメディアプラス社が扱う。
課題はタイムラグか
実際、音というものは放送機器を設置したイベント会場でさえも、席やエリアによって聞こえかたがちがったりして難しいジャンルだ。それを克服できるのであれば、非常に魅力的なサービスだろう。また、各種イベントをサイレントで開催することもできるようになる。
ただ気になることがある。ただ音声だけを配信するならいいのだが、画面に合わせた音を配信する場合、Wi-Fi経由で聞くと、どうしても音が遅れて聞こえるというタイムラグが生じるのではないかという懸念があるのだ。
そのタイムラグをどれくらい短縮できるのか。そして違和感なくできるのか。そこは実際に体験してみないとわからない。
しかし、アメリカのスポーツカフェでは、すでにこの製品が使われているところもあるようなので、期待してよさそうだ。
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これは意外と便利かもしれません。
副音声対応がしっかりすれば、東京オリンピックの際にはいろいろと便利かもしれません。
WiFiの整備が絶対条件ですが。
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