EVであの名車がよみがえる![動画あり]

引用元:<https://www.businessinsider.jp/post-104257

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「ワーゲンバス」が2022年に復活! もちろんEVで

 

「ワーゲンバス」が復活する!

フォルクスワーゲンによると、発売予定は2022年。かつてヒッピー文化の象徴だったクラシックなモデルとは似ていないが、EVなので当然だろう。だが、それでも復活はとてもうれしい。

詳細はまだ明らかになっていないが、現時点で分かっていることを紹介しよう。

 

初代のワーゲンバスは、1950年に生産が開始された。かつては「タイプ2」または「コンビ(Kombi)」という名称で親しまれ、アメリカのカウンターカルチャー・ムーブメントのシンボルとなった。

 

2013年、最後の生産国となったブラジルで最終的に生産が終了するまで、約350万台が製造された。フォルクスワーゲンによると、当時、自動車業界で最も長期間生産されたモデルとなった。

 

フォルクスワーゲンは2017年の北米国際オートショー(通称:デトロイトモーターショー)で新しいコンセプトモデルを発表。素晴らしいモデルだったが、実際に発売されるかどうかは明言されなかった。

だが正式発表が! 同社は8月に開かれた「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、ワーゲンバスの生産を開始すると発表。2022年に発売開始の予定。

 

「ワーゲンバスはずっと、カリフォルニアのライフスタイルの一部だった。このたび、EVとして復活させる」と同社のCEOヘルベルト・ディース(Herbert Diess)氏は述べた。

新しいワーゲンバス「I.D. Buzz」の詳細はまだ明らかになっていない。だが、EVであることは間違いない。

 

同社によると、レベル3の自動運転機能を搭載。つまり、高速道路での車線変更といった複雑な操作が可能。ただし、緊急時にはドライバーが対応する必要がある。

 

例えば、テスラの「オートパイロット」は、レベル2と3の間だ。

貨物輸送用の商用バージョンも。

 

「乗用のミニバス版と合わせて、I.D. BUZZ CARGOも提供し、CO2などの排出ガス・ゼロの物流を目指す」と、商用車部門のCEOエックハルト・ショルツ(Eckhard Scholz)氏は述べた。

現時点で分かっていることはこれくらいだが、コンセプトモデルから同社の計画が分かるだろう。

 

コンセプトモデルは、同社がEV用に開発した新しいプラットフォーム「モジュラー・エレクトリック・ドライブ」、いわゆる「MEB」を採用。デトロイトで発表されたコンセプトモデルの航続距離は、270マイル(約430キロ)。だが、生産モデルの航続距離はまだ不明。

 

2基のモーターが396馬力を生み出す。0-60mphは5秒以内、最高速度は時速99マイル(時速約160キロ)。

※0-60mph:停止状態から時速60マイル(約97キロ)に達するのに必要なタイム。

ヘッドアップディスプレイと、取り外してタブレットとしても使える大画面モニターを搭載。

 

ドアロックは、キーはもちろん、スマートフォンでも可能。

デザインは、あえて原型となったワーゲンバスから離れ、スムーズで統一感のある外観を実現したと同社は述べている。

 

ヘッドライトはクラシックな楕円形ではなく、スレンダーな形状。

車内はとても広い。長さ194.6インチ(約5メートル)、幅77.8インチ(約2メートル)。座席は、ウッド調のフロアに取り付けられたレールに沿って動かすことができる。後部座席で折りたたみ式のテーブルを使うこともできる。

 

今後、より多くの情報が明らかになるだろう。注目したい。

フォルクスワーゲンは、2025年までに30車種のEVあるいはハイブリッドカーを発表するという目標を掲げており、新型ワーゲンバスはその一環。同社は、排ガス不正問題の汚名返上を目指している。同社は、2020年に「EV攻勢に出る」と述べている。

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欧州はガンガンEV押しですね。

 

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