引用元:<https://www.gizmodo.jp/2018/05/university-of-washington.html>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
目に見えないレーザー光線で電気を受け取る蝿ロボット、飛ぶ
バッテリーを搭載しなくて良いと。
ギズモードでは自然界の生き物からインスピレーションを受けたロボットをこれまでもたくさん紹介してきました。その中でも人気のデザインは何と言っても昆虫です。効率的な構造でダイナミックに動けること、そして小型であることがポイントです。
特に小型のドローンは様々な可能性を秘めています。「昆虫サイズの飛行ロボットは、大農場における作物の成長モニタリングやガス漏れの検知といった時間がかかる作業を効率的にする可能性があります」と説明するワシントン大学の研究者たちが開発したのが、本物の蝿よりもちょっとだけ大きい飛行ロボットです。まるでSF映画にでてくるスパイグッズのような小ささになっています。
現在存在している昆虫ロボットたちはケーブルでつながれています。ロボットの羽を動かしてコントロールするのに必要な電子部品は小型ロボットが抱えるには重すぎるからです。
そうです、ドローンとは違って、蝿サイズの飛行ロボットはプロペラを搭載することはできません。そのため羽をパタパタと動かすことでその軽い身体を持ち上げる、というデザインになるわけです。が、その羽を動かすための電子部品、そして電力を供給するバッテリーを搭載することはこのサイズでは実現できていないわけです。
新モデルのワイヤレス昆虫ロボットの飛行は、まだまだ「飛行」と呼ぶほど洗練されてはいませんが、研究が進んでこれがもっと高度に発展すれば、蝿ロボットを被災地に放ってガス漏れを検知したり、大規模な調査を効率的に行なうことができるようになるかもしれませんね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さながらSFの世界ですね。