引用元:<https://gigazine.net/news/20180705-baidu-self-driving-bus-japan/>
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2019年にも日本でBaiduの自動運転バスが登場予定
中国の検索大手「Baidu(百度)」が自動運転カーの開発に取り組んでいることは知られていましたが、なんと2019年初頭にも14人乗りの小型自動運転バスを日本向けにリリースする予定であることが明らかになっています。
Baiduはデータセンターから自動運転カーにまで利用可能な、集中型コンピューティングを実行するAIチップ「Kunlun」を発表しました。Kunlunの開発にはネットワーク大手のHuaweiなど、多くのテクノロジー企業が協力しているとのこと。Huaweiによれば、Kunlunは自然言語処理から検索結果の順位付けに至るまで、さまざまな研究領域の知見が積み込まれているそうです。
また、Baiduは自動運転カー開発プログラムの「Apollo」を主導しているのですが、このプログラムと中国の自動車メーカーであるKing Longが共同で開発した「Apolong」と呼ばれる完全自動運転バスの生産がいよいよ佳境を迎えていることが明らかになっています。Bloombergによると、Baiduはソフトバンクの子会社であるSB Driveと提携し、2019年初頭にも日本向けに14人乗りの小型自動運転バスApolongを提供する予定であると年次開発者会議の中で明かしたそうです。なお、King Longは中国南部の製造工場で100台のApolongを生産したとアナウンスしており、製造も順調に進んでいる模様。
2019年にも日本向けに出荷予定という小型自動運転バス「Apolong」がどんなものかは、以下のムービーを見ればよくわかります。Apolongは運転席やステアリングが完全に存在しないとのこと。また、国道交通安全局(NHTSA)によるとレベル4の自律走行能力があり、特定の地理的地域内では完全に運転手を必要としなくなるそうです。
なお、Baiduといえば2017年にAI開発をリードすべくソフトウェアエンジニアのQi Lu氏が加わりましたが、2018年5月末に退任が発表されたところでした。Lu氏の退任によりBaiduの市場価値はなんと10%以上低下したそうですが、KunlunおよびApolongの発表でAI分野における巻き返しとなるでしょうか。
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裏でソフトバンクがいろいろ動いているらしいので、結構現実的かもしれません。
政府の規制とどう折り合いをつけていくのか楽しみです。