引用元:<https://gigazine.net/news/20181217-digital-driver-license/>
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スマホアプリで身分証明・照会ができる「デジタル免許証」が広がろうとしている
一般的に免許証はプラスチック製のプレートに情報が印字されたものですが、いま世界の複数の国ではスマートフォンアプリがデータを通信して内容を保証するデジタル免許証の普及が始まろうとしています。
「デジタル免許証」が近日中に導入されるのは、アメリカのルイジアナ州。2018年末にもルイジアナ州のLouisiana Office of Alcohol and Tobacco Control(ルイジアナ州酒類およびタバコ管理局)は、Envocが開発したデジタル免許証アプリ「LA Wallet」を州内のバーやレストラン、雑貨店などで使用することを認める発表を行うとみられています。
LA WalletはiOS版アプリとAndroid版アプリがリリースされています。実際どのように使えることになるのかは、公式がアップしているムービーで見ることができます。
LA Walletを使うのに必要なのは、スマートフォンアプリと実際の運転免許証。
まずはアカウントを作るために、アプリにメールアドレスとパスワードを入力します。
そして端末で認証するためのPINコードを設定。この時、iPhoneのTouch IDやFace IDを使うことも可能とのこと。
アカウントができたら、次はアカウントに免許証を紐付けます。
アプリの画面に、免許証に記載の氏名や免許証番号などを入力したら……
料金として5.99ドル(約680円)を支払って登録を行うと、LA Walletのデジタル免許証の設定が完了。有効期間は、元の免許証の有効期間と同一です。
デジタル免許証を取得すると、このようにスマートフォンの画面に免許証が表示されるほか……
このように、裏面に記載されているバーコードを表示させることも可能。このバーコードは、警察官などが免許証を確認する際に用いられるもの。
また、「Verify You」機能を使うことで、免許証が有効なものであるか確認することが可能になります。画面には、自分の顔写真の上に特殊なコードが表示されます。
このコードを、バーテンダーなど免許証の有効性を確認したい人がスマートフォンのカメラで読み取ると……
免許証が偽造されたものではなく、正しい年齢などが表示されていることが確認できるようになっています。
アプリが免許証の認証を行う際には、サーバーとの間でワンタイム認証が行われるため、第三者が他人の免許証を偽造したり乗っ取ったりすることはできないようになっているとのこと。一方で、どうしても他人の免許証が利用されてしまう可能性はゼロではないものの、カードベースの免許証で横行している「顔写真の差し替え」などはほぼ不可能なため、他人になりすますことは難しくなると開発元は考えています。
近いうちにルイジアナでは、バーでお酒を注文する時には免許証ではなくスマートフォンで未成年でないことを証明する日がやって来るのかも。このようなシステムはルイジアナ州のほか、アイオワ州やデラウェア州、アイダホ州、コロラド州などアメリカの各地でも導入が進められているほか、フィンランドやコソボ、ブラジル、オーストラリアやオランダでも導入が進んでいるとのことです。
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日本にぜひ導入してほしい!マイナンバーなんかより全然有用。
あとなんでもハンコっていう文化もなんとかしてほしい!!!