引用元:<https://www.gizmodo.jp/2020/02/amazon-rivian-ev-delivery-truck.html>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
AmazonがRivianに10万台作らせるEV配達トラック。かなりカスタムされて、もちろんAlexaも搭載
配達員のことも考え、Alexaも搭載しています。
先日、Amazonが投資先であるEVメーカーRivianから、10万台の配送用EVバンを注文したことをチラっとお伝えしました。そして今、そのバンがどのように作られたもので、どんなデザインなのか、制作の過程が公開されています。
VRで仮想的に運転するテストも行なわれているんですね。これなら運転席の高さの感じや、ミラーの見やすさ、ピラーのジャマ臭さなどが体験でき、すぐまた修正作業に移ることができます。
3種類のサイズが作られる
取り挙げたSLASH GEARいわく、バンは異なる作業に合わせて3種類のサイズが製造される予定とのこと。そして搭載されるバッテリー容量にも柔軟性があるそうです。これで配送先が近距離なのか中距離なのか、はたまた遠距離なのかに合わせて出動できるのです。
またバンは基本的に4WDで、何台かはFFの2WDを作る予定ですが、これも走行時の路面や気象条件にアジャストするためなのだとか。
配達員の使い勝手も考えている
Amazonのブログdayoneいわく、このバンは配達員が何度も車内を出入りすることを考慮し、人間工学に基づいた運転席や、荷台の暖房、それに磁石を利用して揺れても落ちない集配箱の工夫などが凝らされているそう。
また各車両には、自動緊急ブレーキ、前輪および全輪駆動オプション、車線維持サポート、歩行者警告システム、交通デザイン認識、自動警告システムなどが搭載されており、音声で指示できるアシスタント、Alexaと統合したディスプレイが、運転手にシームレスな配達を提供させるよう設計されているのです。
これらのバンは、2021年から運用を開始し、2022年には1万台を配備し、2030年までには全10万台を稼働させる計画とのころ。
Rivianはピックアップも作っている
ちなみにRivianは、かつてTeslaのCUV「モデルY」を出し抜いて、レベル3までの自動運転をするEVピックアップを出した会社です。AmazonがTeslaではなく彼らを選んだのは、確かな技術力を持つ新進気鋭の企業だからなのでしょうね。
2040年までに排出Co2ゼロを目指して
インドにて、2025年までに1万台の宅配用EVリクシャーを導入することを決めたAmazon。彼らは持続可能な社会を目指し、「2030年までに再生可能エネルギー100%を達成すること、2040年までに事業全体で二酸化炭素排出量を実質ゼロにする」誓約、「Climate Pledge」を宣言しています。
そのために世界をまたぎ、こうした活動を行なっているわけです。これはまだまだいろんな取り組みが飛び出しそうですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
市販したら、結構需要ありそう。