引用元:<https://techable.jp/archives/132674>
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デジタルテクノロジーを結集した電動ドリル「xDrill」
カナダ・バンクーバーのスタートアップ企業 Robox Inc.が開発した「xDrill」は、フルカラーのタッチスクリーンがついている一風変わった電動ドリルだ。
日曜大工の最中にYouTubeを見よう……というのではなく、搭載されたレーザー計測やデジタル水準器など様々なハイテク機能を、このスクリーンからコントロールする。
素人でも正確な位置に正確な角度で
xDrillは、一般的な電動ドリルと同じように使える。ドリルの刃(ドリルビット)の交換もできるし、スイッチひとつで逆回転にもなる。回転スピードも600〜2000回転/分で変えることができる。
加えてこのドリルには、素人でもプロ並みの仕事ができるハイテク機能が搭載されている。
例えばデジタル水準器。タッチスクリーンのメニューからデジタル水準器をオンにするとスクリーンに水準器が表示され、ドリルの刃が水平になっていることを確認しながらドリリングできるのだ。
一定の角度をつけて穴を開けたいときは、最初にその角度にドリルを当て、スクリーンをダブルタップして水準器の表示角度をカスタマイズする。
また、レーザー計測器が付いているのもxDrillの大きな特長といえる。壁に穴を開ける際、ハンドルの底部から床に向かって発射されるレーザーが床との距離(高さ)を計り、本体の右左に発射されるレーザーが横の壁からの距離を計ってくれるので、穴の位置決めを手軽に、正確にできるのだ。
さらにレーザーの方向を正面に向けると、壁面との距離を測定してドリルの深度を算出してくれる。つまり一定の深さの穴を開けるのにとても役立つ。
素材に応じた回転速度に自動調整
回転速度の設定はタッチパネルで自由にできるが、穴を開ける面の素材とドリルの刃(ドリルビット)のサイズをインプットして、xDrillに回転速度を決めさせるというオプションもある。こうすると、経験や知識がなくても効率的に穴開け作業ができるというわけだ。
ブラシレスモーターなので音は静か。1回の充電で45分間稼働する。重さは1.5kg。現在クラウドファンディング「KICKSTARTER」で、製品化のための資金を調達中。目標金額はすでに超えている。
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手に持つ高性能な加工機みたいですね。